蒲生君平先生は宇都宮市に生まれた江戸後期の学者である。祖先が会津藩主蒲生氏郷公であることを知り蒲生の姓を名乗った。幼少より学問を好み、多くの先生に学び交わり、全国の天皇陵や旧蹟を巡りて、『山稜誌』を著した。晩年は子弟に学問を教えながら、著述に励むも、志半ば、四十六歳をもって江戸に没した。明治二年十二月、明治天皇は先生の功績を賞し、勅旌碑が建てられ、さらに明治十四年五月正四位を御贈位された。
大正元年、蒲生君平先生九十九年祭執行の際、神社創建の話が起こり『蒲生会』が結成し、栃木県民あげての賛同により大正十五年七月に蒲生神社本殿が竣工された。 その後、『蒲生会』は『蒲生神社奉賛会』となり県下をはじめ全国に多くの崇敬者を得て今日に至っている。蒲生神社例大祭は先生の命日である七月五日に厳粛に行なわれ、毎月五日には、月次祭が行なわれている。
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蒲生神社で、観月会(かんげつかい)が開催されました。